いつも元気の良い涼子と連休を利用して一泊二日の旅行に出かけた。
目的地のホテルに向かうまでの間、観光地をいくつか巡ったが、どこでも涼子は子供のようにはしゃいでいた。
夕方ホテルに着いて夕食を済ませると、展望風呂に入ると言って涼子はすぐに着替えて部屋を出て行ってしまった。
僕は少し酔っていて運転の疲れもあったのか、部屋でうとうとと居眠りをしてしまった。
ほどなくしてにぎやかな声で目が覚ますと、浴衣を着た涼子が目の前で笑っていた。
窓が開いているというのに、涼子は勢い良く浴衣を脱ぎ捨てた。
下着はつけていなかった。
涼子は僕の浴衣の帯を解くと、パンツをおろしてペニスを咥えてきた。
- 『早く元気になってくれないと、涼子ガマンできないよ~。』
と、いつものいたずらな笑顔を見せた。
僕のペニスが反応して、十分な硬度を確認すると、涼子は僕の上にまたがり腰を振り始めた。
涼子は本能に赴くままセックスを楽しむタイプだった。
ただ、時には大胆すぎて可愛らしさを感じないときもある。
- 「涼子、今度は君が下になって。」
涼子はすんなり位置を変えて仰向けに横たわった。
僕はカバンからアロマオイルの入った小さなボトルを取り出し涼子に嗅がせた。
- 「涼子ほら、これは君が好きな香りだよ。」
- 『うん、前にも嗅いだことある。』
- 「この香りをゆっくり吸ってごらん。」
- 「気持ちが落ち着いてリラックスしてくるよ。」
言われた通りに涼子はボトルに鼻先をつけて嗅いでいた。
- 「ほらね、涼子はとっても気持ちよくなって体から力が抜けていくよ。」
涼子の目はとろんとしてきた。
「これから僕のペニスが涼子のナカに入るよ。
- 「でも涼子はとっても感じちゃうんけど、声が出せないんだ。」
コクンとうなずく涼子に僕は挿入した。
だらんとした体とは反対に、涼子の顔は強ばり徐々に苦しそうになってくる。
- 『んんん…』
涼子は喉の奥のほうから声を出そうとしている様だが声にはならない。
涼子がいつも感じる奥の方を突いてみると、涼子は顔を赤くして険しい顔をしてきた。
- 『うぅぅ…』
涼子は涙を浮かべて何かを言おうとしていた。
僕は動作を緩めて、喋らせてみることにする。
- 「涼子、どうしたの?今なら話せるよ。」
そう言って僕は指をパチンと鳴らした。
- 『い、いやっ、感じても声が出せないなんてイヤ。』
涼子は半べそをかきながら言った。
- 「でもここのホテルではね、あんまり大きな声出したら聞こえちゃうよ。」
- 『大きな声を出したりしないから、お願い!』
- 「どうしようかなぁ…やっぱり君はまた声が出せない!」
と僕は言いながらもまた激しく動いた。
涼子はイヤイヤというように首を振っている。
- 「感じるよ、とっても感じる。」
- 「でもどうしても声が出せない。」
- 「涼子、もう君はイキそうだね。」
- 「でもイキたくてもイケないんだ。」
- 「イキそうな感覚がずっと続くよ。」
そう言って、僕はまた奥のほうを突いてみた。
涼子は口をぱくぱくさせながら、顔をくしゃくしゃにして泣いている。
そろそろ可愛そうになってきたので、僕は涼子の催眠を解くことにした。
- 「さぁ三つ数えると、君の声が出るようになって、一気にふかーくイッてしまう。」
- 「1,2,3!ホラ!」
- 『あっ、あっ、あっっ、あぁぁ~』
隣の部屋に聞こえそうな大きな声をあげたかと思うと、ぐったりして気を失ってしまった。
涼子がいたいけな女の子に見えて愛しくなった。
(終わり)