
僕の催眠はさらにエスカレートしていった。
(健忘が効くのなら・・)
ある考えが思いつき、次のデートが待ち遠しかった。
数日後にやっと彼女と逢うことができた。
ラブホテルに入って、すぐにベッドに並んで腰掛け彼女を抱き寄せる。
キスを交わしてから、
- 「愛してるよ」
- 『・・・』
催眠をかけるのがとっても楽になった。
続いて深化させていく。
- 「僕が数字を数えていくと、君の身体からどんどん力が抜けていく。」
- 「とっても気持ち良くなってくる。」
- 「10,9,8・・・」
- 「ほーら、すっかり気持ち良くなってきた。」
彼女は完全に全身が脱力してぐったりと僕に身を任せている。
- 「さぁ、僕がパチンと指をならすと、君は僕のペニスが欲しくなるよ。」
- 「気持ち良いことをしたくなる。」
- 「僕のペニスが手に入ったら、とっても嬉しくなるよ。」
- 「3つ数えると、目を開けることができる。」
- 「1,2,3!」
彼女はいつものようにぼんやりと目を開けた。
- 「逢いたかったよ。」
- 『私も・・』
- (パチン)
- 『あ゛・・』
- 「どしたの?」
意地悪くそう聞きながら、
- (パチン)
- 『んっっ・・』
- 「君の好きなようにして良いんだよ。」
- 『私、なんか・・・アツイ・・』
彼女は僕に強く抱きついてきた。
- 『ねぇ・・』
- 「ん?どうした?」
- 『イジワルしないで』
- 「何が欲しいのかな?」
- (パチン)
- 『あぁ・・もう私・・・だめ』
彼女は僕のズボンのファスナーを手早くおろして、中から硬直したペニスをとりだすと、とってもおいしそうにそれを銜えた。
つい1ヶ月ほど前までは、フェラチオに消極的だったとはとても思えない変わりぶりである。
- 「ほら、そのペニスをどうしたかったの?」
- 「したいようにしてごらん。」
- (パチン)
- 『あぁ・・ちょうだい!』
彼女はスカートを掃いたままショーツだけをおろし、自分から僕にまたがってあっという間に逝ってしまった。
彼女がオーガズムから覚めたころ、僕は再び暗示を入れた。
- 「さぁ、君はこれからヌードモデルになる。」
- 「僕専属のモデルだよ。」
- 「カメラのストロボが光ると、ワギナがキュンと感じてくる。」
- 「写真を撮られれば撮られるほど、どんどん気持ちがエッチになってくる。」
僕はデジタルカメラを取り出しながら最後の暗示を掛けた。
- 「3つ数えると君はヌードモデルだ。」
- 「ほら、撮影開始だよ。」
- 「1,2,3!」
彼女の身体に力が入って、自分から動こうとする。
- (カシャ)
- 「ほら、エッチなポーズをとって・・」
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ひとしきり写真を撮ったあと、次のように暗示した。
- 「数字を数えると、深く入って行くよ。」
- 「10,9,8・・・」
- 「ほーら、とっても気持ちが良い。」
- 「今度僕が数を5つ数えると、気持ちよく目を覚ますよ。」
- 「でも、催眠中のことはいっさい覚えていない。」
- 「すっかり忘れて目を覚ます。」
- 「1,2,3,4,5!」
数え終わって彼女の肩を叩くと、少しふわふわした感じで目を開けた。
- 「どう?気分は?」
- 『ええ、悪くないわ。』
- 『でも、私は何をしていたの?』
- 「僕とエッチしてたじゃない。」
- 『それだけ?このカメラは?まさか、私がイヤだってことを?』
- 「あ、もちろん撮ってないよ。これから撮ろうと思ったんだけど、やっぱダメ?」
僕はカメラをしまい忘れていて、危うく撮った写真がばれるところだった。
いままで服を着ての写真は撮ったことがあったが、何度頼んでも彼女が拒んだためヌードで撮ったことはなかったのだ。
(終わり)